うたコン

NHKうたコンについて、強みなどうたコンに関する情報を紹介!。

「NHK歌謡コンサート」⇒「うたコン」へ

「うたコン」は23年間続いた「歌謡コンサート」のリニューアル番組で演歌や歌謡曲からポップス、ロックまで多彩なジャンルの歌手が生出演する番組。同局のNHK小郷知子(初代:橋本奈穂子)アナウンサーが谷原章介さんとコンビを組む。

 
 

「うたコン」について

音楽番組『うたコン』の放送時間は、火曜の夜7時30分から放送されている。キャッチフレーズは“あなたの歌のコンシェルジュ”で、主に渋谷と大阪NHKホールから生放送。
司会は谷原章介が担当、その美声での曲振りも含めて、まさにNHKらしい安定感を誇っている。
出演陣は、演歌、歌謡曲、J-POP、洋楽と幅広い。同枠の前番組『NHK歌謡コンサート』は演歌歌手がメインだったが、2016年に出演歌手や楽曲の若返りを図り、現在の『うたコン』となった。

 
 

「うたコン」の強みについて

「うたコン」は、前番組『歌謡コンサート』のメイン視聴者であった高齢層にも受け入れられやすい上に、若い視聴者はJ-POP歌手やアイドルたちの意外性あるパフォーマンスを見ることができる。
前半にコラボや企画、後半に新曲歌唱といったメリハリある構成も、視聴者を導入しやすい要因。また、コラボやカバーだけでなく、錦野旦が「空に太陽がある限り」 を、 山本リンダが「狙いうち」を歌唱するなど、近年テレビで歌うことの少なかった歌手が当時のヒット曲を披露する数少ない場ともなっている。
また越路吹雪の曲を瀧本美織が「ラスト・ダンスは私に」、大地真央が「愛の賛歌」や、DA PUMPの「USA」話題の曲も取り入れている。
前述のとおり、民放でも同様の企画を実現している特番や、少人数編成の音楽番組もある。だが民放では、これらを“生放送・生演奏で続ける”ということが難しくなっている。
“誰もが歌える国民的ソングがなくなった”などと言われる現在、『うたコン』のような業界でも太鼓判を押される音楽番組の歌謡ショーが増え、音楽業界がさらに盛り上がることを望みたい。